まるで自宅のようなスタイルの家族葬

家族葬のスタイルは遺族が決めることなので、最近は、最後のお別れを思い出深く行いたいということで、自宅にいるような雰囲気の中行う家族葬も多くなっています。会場に祭壇などを設置するのではなく、棺を花で飾り、その周りに参列される方が集まり故人の思い出話に花を咲かせます。家族と近しい人と自宅のリビングにいるような雰囲気の中、故人とご遺族、近しい人たちの距離が非常に近い家族葬のスタイルです。

家族やお友達が順番に故人との思い出を発表するといったことも行われ、ピアノを演奏したり、故人が好きだった音楽をかけたり、自由なスタイルのお葬式です。通夜振る舞いなども故人の棺のある所で故人とともに囲むような雰囲気を作ることもでき、遺族が故人との最後をゆったり過ごすことができるのが家族葬です。病気でずっと入院されていた方も、自宅でお葬式はできないということが多いです。会場に、自宅で故人が使っていた椅子や大切にしていた本、楽器などを持ち込み、故人の部屋だったように作ってもいいですし、花をたくさん飾り、故人がさびしくないようにそこでにぎやかに過ごすのもいいでしょう。

非常に温かな雰囲気のお葬式となるため、遺族の悲しみを癒やすお葬式のスタイルともいえます。読経が流れ儀礼通りに行うお葬式も心に残る時間となりますが、遺族で会場を作る手作り感のあるこうした家族葬は、より心の中にしっかり残るお葬式になるでしょう。家族葬は形が決まっていないため、どのようなスタイルで行っても遺族が納得するものであればいいのです。最後のお別れが後悔のないように、故人らしいスタイルを作り上げることができます。